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  • ソフトバンクの仕様変更を受けて、iPhoneメール設定を考え直してみた。
    Apple Linkage経由で知ったのだが、ソフトバンクの“Eメール(i)”が仕様変更されるそうだ。
     この記事この記事でiPhoneのメール設定を紹介したが、今回はこの仕様変更を受けて、Gmailを使って画面通知付きプッシュメール(もどき)をする方法について。
     Eメール(i)ことi.softbank.jpの変更点は、これまで200MB(もしくは5000件)を超えるとメールの送受信ができなくなっていたのが、古いメールを自動削除するようになったことだ。
     i.softbank.jpとGmail、そしてYahoo.com(日本のYahoo!ではなく、プッシュメールを提供している米国Yahoo!)と併用することで、画面通知と音+バイブの両方でメールの着信を知るようにできる。その手順を簡単に書いてみよう。

    (1)Gmailの「フィルタ」で、「キーワード」に「-in:spam」と入れ(この時「キーワードに-inは使えません」などの注意が出るが気にしなくて良い)、転送先をi.softbank.jpアドレスにする
    (2)同様に同じキーワードでYahoo.comのアドレスへ転送するフィルタを作る
    (3)iPhoneでi.softbank.jpの登録とYahoo.comの設定を行い、「データの取得設定」でYahoo.comをプッシュにする
    (4)i.softbank.jpは一度登録と設定を済ませたら、アカウントをオフに
    (5)メールが来るとYahoo.comで音とバイブ、i.softbank.jpで画面通知が来るようになる

     i.softbank.jpはアカウントをオフにしていても通知だけは受け取れるのがポイントだ。加えて自動消去のおかげで、貯まったGmailからの転送メールをいちいち処理しなくても勝手に消えてくれる。フィルタの設定はスパム避けをしただけなので、着信を知りたい件名や差出人が決まっている場合はその条件で振り分けることで、重要な件だけ音や画面で知ることができる。Yahoo.comがたまに遅延したりすることを除けば、かなり便利になるはずだ。ただし、11月1日以降でないとこの設定は生かせない(i.softbank.jpに貯まるメールを手動で削除する必要がある)。

     ちなみに、ぼくの場合はi.softbank.jpアドレスを人に教えてしまったため、そちらにもメールが来ることがある(ボーダフォン時代に取得したアドレスと@より前が変わらなかったので、つい「後ろだけi.softbank.jpに変えてくれればいいから」と言ってしまった……)。できればこれらのメールは保存しておきたいが、i.softbank.jpアドレスは転送機能がない。
     仕方ないので、今は下のような方法でとりあえずしのいでいる。

    (1)Gmailのラベルに適当な名前を付ける(ぼくの場合はiPhoneとしている)
    (2)念のため、上の手順(1)で書いたフィルタの設定で、「含めないキーワード」にi.softbank.jpアドレスを入れておく
    (3)MacのMail.appで、「宛先が(i.softbank.jpアドレス)を含む場合、GmailのiPhoneメールボックスにコピーする」というルールを作り、30分ごとに新着メールをチェックするようにしておく

     常時接続かつMacを立ち上げっぱなしにしておく必要はあるが、とりあえずこうするとi.softbank.jp宛に来たメールだけをGmailにバックアップすることができる。

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